２月７日（金）、島根県功労者表彰式が知事室で行われ、レスリング・渡利璃穏さんと懇談しました。

（写真：渡利さんと）

　渡利さんは、2014年に仁川で行われた第17回アジア競技大会で金メダルを獲得、2016年のリオデジャネイロオリンピック出場を果たすなど、レスリング競技において、多くの輝かしい成績を残されました。

　このたび、顕著な功績をあげられた渡利さんの功績をたたえ、県から島根県功労者表彰を授与しました。

（写真：懇談の様子）

　表彰式後の懇談では、選手時代で印象に残っていることなどを伺いました。競技を始めた小学生の頃はあまりレスリングが好きではなかったそうですが、中学生になると個人競技で勝つ楽しさを覚え、高校は親元を離れて県外の強豪校に進学されました。一番大変だったのは高校に入学した頃で「周りがトップクラスの選手ばかりだったので練習についていくのが大変でした」と話されました。

　知事は「階級を変更したり闘病生活を送られたりと大変だったと思いますが、そんな中での頑張りを誇りに思います。渡利さんの頑張りを見て自分も頑張ろうと思った人も多いと思います」と述べました。