2月7日(金)「竹島・北方領土問題を考える」中学生作文コンクール受賞者
2月7日(金)、第10回「竹島・北方領土問題を考える」中学生作文コンクール表彰式が行われ、受賞者の皆さんと懇談しました。
(写真:皆さんと)
島根県では、県内の中学生が、竹島や北方四島の歴史と現実に関心を持ち、竹島・北方領土問題を正しく理解し、解決しようとする意欲を高めることを目的として、平成22年度から作文コンクールを実施しています。
今年度は県内24の中学校から785点の作品が寄せられ、8名の作品と1校(学校賞)が入賞しました。
表彰式では、島根県知事賞を受賞した加地彩乃さん(斐川東中学校)ほか8名の方々に表彰状が授与されました。
表彰式に続いて行われた懇談では、受賞者の皆さんから、作文の中で伝えたかったこと、訴えたかったことなどについてお聞きました。
「竹島の歴史的事実を知ることはもちろん、相手の領土問題に対する考えや関心を知ることが解決への糸口だと思う」「わたしたち若い世代が活動していくことが大切だと思う」「誰かが、ではなく自分が、という意識を持って行うことが大切だと思う」「お互いが相手の国について理解を深めていけば、よりよい関係が築ける」「竹島のことを学んで終わりではなく、自分の意見を持って、竹島についてまだ知らない人に伝えていきたい」などのお話がありました。
また、「韓国と日本の中学生同士が意見交換や交流できる場をつくってほしい」「自分たち中学生は先生から教わっているが、竹島のことを知らない上の世代の人にも知ってもらう機会があるといい」といった意見もありました。
知事は、「竹島問題を解決しなければいけない、という県民のみなさまの思いや意識が日本を守ることにつながっています。若い世代の方々が、自分の問題として積極的に行動していこうと思っていただいていることは本当にありがたいです」と述べました。
(写真:懇談の様子)
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