１月２９日（水）、益田市柿本人麿公顕彰会の皆さんが知事を訪問し、人麻呂の歌を収めた歌集を知事に贈呈されました。

（写真：皆さんと）

　益田市柿本人麿公顕彰会では平成３年から、益田市にゆかりのある万葉歌人、柿本人麻呂の顕彰活動を続けてきましたが、このほど人麻呂の歌を収めた歌集「愛しき妹と海のうた」を発刊し、知事に贈呈されました。

   益田市では人麻呂ではなく人麿と表記して「ひとまるさん」と親しまれ、地元の小・中・高校の校歌に取り上げられていて、今回発刊した歌集は多くの人に読んでもらうために大きな字で、オールカラーで仕上げてあるとのこと。

　懇談では尾庭事務局長から、「地域の皆さん、ひいては島根の皆さんに人麻呂について知って関心を持ってもらって、全国に情報発信したい思いで活動を続けています。２０２３年は人麻呂の没後１３００年になります。島根には益田市だけでなく、人麻呂関連のゆかりの地がたくさんあるので、他の関連の団体と手を携えながら１３００年祭を盛り上げていきたいです」とお話しがありました。

   知事は、「柿本人麻呂は石見地方ゆかりの人物で、その和歌や伝承は石見の観光振興にも繋がる大事な資源だと思います。歌集はオールカラーで読みやすいですね」と述べました。

（写真：贈呈の様子）

（写真：懇談の様子）