12月19日(木)高山小学校・緑の少年団
12月19日(木)、「みどりの奨励賞(国土緑化推進機構理事長賞)」及び「第43回全国育樹祭大会会長(参議院議長)賞」を受賞された大田市立高山小学校緑の少年団の皆さんが、受賞報告のため、知事を訪問されました。
(写真:皆さんと)
高山小学校緑の少年団※の皆さんは、全国で特に優れている5団体に贈られる「みどりの奨励賞(国土緑化推進機構理事長賞)」を受賞し、12月14日に沖縄県で開催された「全国緑の少年団活動発表大会」において表彰されました。
※緑の少年団
次代を担う青少年が、森林等での学習活動、地域での奉仕活動、野外活動を通じ、自然や自らの地域社会を愛する心豊かな人間に育ってゆくことを目指した団体
高山小学校緑の少年団は、将来、絶滅危惧種である「ギフチョウ」が学校に隣接する学校林で生育できるよう、ケース内での飼育、学校林内での幼虫が食べるミヤコアオイの栽培、さらには、成虫が蜜を吸うヒガンザクラの植栽等を進めています。
また、校区内にある大江高山において生育している島根県固有植物であり絶滅危惧種の「イズモコバイモ」について、毎年、種子採取、育苗、植栽のサイクルを継続し、学校林での栽培拡大を図っています。
さらに、2020年に大田市三瓶山で開催される「第71回全国植樹祭」に向けて、苗木のスクールステイにも取り組んでいて、これらの緑化推進に向けた活動が高く評価されました。
(写真:懇談の様子)
懇談では、緑の少年団の皆さんから「発表大会では学校林で行っている様々な活動の様子を発表しました。特に、「ギフチョウ」や「イズモコバイモ」の保護活動と、竹を使ったおもちゃ作りや秘密基地作りなどの楽しむ活動に積極的に取り組んで実践したことをほめてもらいました。」「私たちが参加できたのも、家族や地域の方、森の役割を教えてくださる方がおられるからだと思います。これからも私たちにできることは何かを考えて行動していきたいと思います。」「来年の全国植樹祭に参加する5年生にも緑の少年団活動を続けて頑張ってもらい、私たちのような感動を味わってほしいです。」とお話がありました。
知事は「地道な活動ですが、物事がどういう風に世の中に役立っているかというのは、きちんと学ぶといろんなことを広がりを持って学ぶことができます。周りの皆さんのサポートがあってのことだと思いますが、何よりも皆さんが頑張ったからの成果です。後輩の皆さんに引き継いでもらって、今後活動がより活発になるように先輩としてサポートしてあげてください。」と述べました。
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