１２月９日（月）、第３２回全国健康福祉祭（ねんりんピック）和歌山大会で優秀な成績を収めた島根県選手団のみなさんが、成果報告のために知事を訪問されました。

（写真：みなさんと）

　今回の大会では、民謡の最優秀賞やサッカーのブロック優勝というふたつの金メダルを筆頭に、ボウリング、囲碁、彫刻、写真で島根県の選手がメダルを獲得しました。この日知事を訪問された８名の選手が、順番に成果を報告。写真で銀賞を獲得した春日道男さんが「このアオサギの写真は、３年間狙ってようやく撮れたものです。足元の山桜と、アオサギの毛がなびいているところから、春の風を感じてもらえれば」と説明すると、知事は「一枚の写真にそれだけの思いが込められているのですね」とうなずいていました。

（写真：一人ひとり成果を報告）

　その後の懇談は終始和やかに進み、笑顔の絶えないものとなりました。大会に向かう前の県旗授与式で知事を訪問し安来節を披露した岩佐光恵さんは、「知事の前で歌ったことで、落ち着いた気持ちで大会に臨むことができました。安来節の中でも島根を代表する歌詞で全国にアピールしました。銅賞・銀賞はそれぞれ素晴らしい選手で受賞も納得でしたが、『さて金賞は誰だろう』と他人ごとのように聞いていたら、まさか自分が呼ばれるとは」と喜びを語りました。

（写真：笑顔の絶えない懇談）

　最後に知事から「私も和歌山県庁に勤務していたことがあるので、大会の様子が目に浮かぶようです。みなさん立派な成績を収められ、島根の高齢者の力を全国に示していただきました。これからもそれぞれお元気で頑張ってください」とお礼と激励を述べました。