１０月１５日（火）、遣島使を務めるプロレスラーの日高郁人さん、岩崎永遠さんのお二人と懇談しました。（注：岩崎さんの「崎」は右上が「立」が正字）

（写真：お二人と）

　お二人はプロレス団体・プロレスリングZERO1（ゼロワン）の所属選手で、１１月１０日の「ご縁の国しまねツアー２０１９益田大会」を前に、丸山知事を訪問されました。日高さんは益田市、岩崎さんは江津市のご出身で、ともに遣島使として島根のＰＲに努めていただいています。平成２３年度から毎年開催されている「ご縁の国しまねツアー」も、島根の観光振興や地域活性化に繋げることが目的です。このツアーには、同じく遣島使のＣＧクリエイター・フロッグマンさんも協力しておられ、フロッグマンさんが吉田君と益田市の風物を描いたＴシャツが、日高さんから知事にプレゼントされました。

（写真：吉田君と益田市のＴシャツ）

　岩崎さんは現在２１才。２年半前に高校を卒業する際、子供の頃からあこがれていたプロレスラーになりたくて、ZERO1で活躍していた島根出身の日高さんにTwitterのダイレクトメッセージで連絡を取ったのが、プロへのきっかけだったそうです。その後の活躍もめざましく、入門後20kg増量したというがっしりとした体格に、「スーツの張りがすごいね」と知事も目を見張っていました。

（写真：懇談の様子）

　毎年ツアーに合わせて県内小学校での出前授業も実施され、夢を持つことや感謝の気持ちを忘れないことの大切さを、日高さんから子供たちに伝えているとのこと。今年のツアーでは更に、障がい者の方が会場設営等を手伝う就労体験も組み込まれ、プロレスを通じた社会貢献を目指す日高さんの思いが確かな形にあらわれていることがうかがえます。知事からは「社会福祉に一役買っていただけるのは、とてもありがたいことです。これからも頑張ってください」と応援の言葉を述べました。