１０月７日（月）、島根県をPRする作品を多く描いているマンガ家ユニットの「ヘイソン・ニャー」のヘイ子さん、ソン子さんが知事を訪問されました。

（写真：皆さんと）

　ヘイ子さん、ソン子さんは、お二人共に島根県外出身、大学進学を機に島根県へ来られ、現在子育てと主婦業の傍ら、主に島根県をPRする作品などを手掛けています。

　このたび制作された絵本「こねこてんぐレストラン」は作成にあたり、本年６、７月にクラウドファンディングを実施。達成率137%となり、現在絵本制作中です。本編には、可愛らしくアレンジされた島根の街並みや観光地などが登場し、県内で生まれた子どもたちに絵本を通して愛郷心を持ってもらうことを目的に制作されています。制作後は、県内全ての幼稚園・保育園に寄贈する予定です。

（写真：懇談の様子）

　懇談で、ヘイ子さんは「絵本を読んだ子どもたちが大きくなったときに『自分の故郷はいいところだ』と胸を張って言ってもらえるようになると嬉しいです。また、子どもと一緒に大人の方にも楽しんで見てもらえるように細かく描いています。」と話されました。

　また、ソン子さんは、「私は結婚を機に県外へ出ていますが、“関係人口“として今でも島根に愛着を持っています。私のように、島根に残りたくても残れない人も居ると思うので、そんな方にも読んでもらいたいです。」と話されました。

　知事は「私も含め、県外出身者だからこそ気付く島根の良さがあると思います。絵本の制作をありがとうございました。」と述べました。