６月２６日（水）出雲杜氏自醸清酒品評会で知事賞を受賞された杜氏さん方と懇談しました。

（写真：みなさんと）

　5月１３日の「第68回出雲杜氏自醸清酒品評会褒章授与式」において、簸上清酒合名会社の松本年正杜氏に島根県知事賞が授与され、そのお礼に松本杜氏ほか関係者が知事室を訪問されました。

　懇談では、松本杜氏の醸造した大吟醸「玉鋼」は繊細な作業が必要なこと、「酒造家が喜ぶ米作り」をスローガンに酒米づくりに取り組む農家が奥出雲にいらっしゃることなど、酒造りの苦労と展望について様々な話題に花が咲きました。

（写真：懇談の様子）

　近年は既製品の漬け物が当たり前になり自宅で漬けなくなったことから酒粕の消費量が激減したという話を受けて、知事は「終戦後間もない頃には、蔵元は酒粕だけでも利益を上げることができたと聴いています」と、時代の変化を感慨深く語りました。