６月３日（月）、今年の県内産デラウェアの生育・出荷状況を知事に報告するため、産地を代表して、ＪＡしまね出雲ぶどう部会の園山栄部会長、吾郷均副部会長、石橋貢副部会長をはじめ、関係者の皆さんが知事を訪問されました。

（写真：皆さんと）

　今年は、４月1９日に初出荷となりました。暖冬の影響から発芽が不揃いとなったため、１２月から1月に加温を始めた作型で収穫期間が長期に渡っていますが、1月下旬以降に加温を始めた作型では、2月以降の好天により、生育が５日程度早まりました。現在、出荷のピークを迎えています。

　懇談で、園山部会長は「今年は雨が少なかったので、裂果が少なく、ぶどうの実が割れなかったので助かりました。」「大きな粒にするために一粒一粒摘んだりと手間はかかりますが、消費者の皆さんに喜んでもらうためです。」と話されました。

　農業の経験があるという知事は、作業内容を聴いて「丁寧にされているんですね。」、またデラウェアを試食し、「美味しいですね。冷えたぶどうは夏の暑いときに食べると疲れがとんでいきます。」と述べました。

（写真：懇談の様子）