５月２３日（木）青少年健全育成功労者の皆さんと懇談しました。

（写真：皆さんと）

　島根県では、青少年の模範となる活動を実践、または健全育成に寄与し、顕著な功績を挙げられた個人及び団体の方々に対して、感謝状を贈呈しています。

７回目となる今年度は、２団体並びに２名の方が受賞され、贈呈式当日にお越しいただいた次の方々に知事から直接感謝状が授与されました。

【青少年団体・グループの部】

　益田警察署剣誠館道場

【青少年指導者の部】

　土江博さん

（写真：授与式の様子）

　続いて行われた懇談では、剣道の指導や社会貢献活動を通じて青少年の健全育成に取り組まれている様子をお伺いしました。

　益田警察署剣誠館道場では、カーブミラーの清掃や高齢者施設への訪問などの活動を自主的に行っています。また、剣道の上達のみならず、「正義・友愛・誠実」を基本理念に掲げ、子どもたち一人一人の人間性の向上を目指しています。

　齋藤副館長から「自分の中の弱い気持ちに打ち勝ち、真剣に稽古に取り組む子は芯があり、上達も早いです。そういった子を見て周りも育ちます。」と話されました。

　土江博さんは、「久手剣道スポーツ少年団」での指導を通し、心身を鍛えるだけでなく、礼節、自己修養を通じ、社会に役立つ人材の育成を目指して活動しています。また、練習会場周辺の清掃などの活動にも力を入れています。

　土江さんからは「試合中の竹刀の運び方、相手との距離や間合いの取り方などから、対人関係を学ぶこともできます。将来、社会生活を送る上で生かしてほしいと思います。」と話されました。

（写真：懇談の様子）

　知事は「剣道は、野球などのチームプレイとは違い、一対一で戦うスポーツです。逃げ場がなく、自分の力しかない厳しい状況ですが、そういったところから学べることがたくさんあるんですね。引き続き、ご活躍されることを願っております。」と述べました。