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3月26日(火)知事広聴会

 3月26日(火)、第30回技能グランプリの入賞者の皆さんと懇談しました。

 技能グランプリは、技能検定特級、1級技能士などの熟練技能者が、「技能の日本一」を競い合う大会として、2年に一度開催されています。

 3月1日から4日にかけて神戸国際展示場を中心に行われた大会には、全国から30職種533名の方が出場され、そのうち島根県からは4職種に5名の選手が出場されました。

 「建築大工」職種では、初出場された矢田祥磨さんが銀賞に、伊藤誠さんが敢闘賞に入賞され、「壁装」職種に出場された池田謙志さんが敢闘賞に入賞されました。

 皆さんと

 (写真:皆さんと)

 

 「建築大工」職種では、2日間にわたる12時間の競技時間内に、課題図に示された複雑な形状の小屋組の一部を製作します。精緻な現寸図の作成、素早い木削り、正確な墨付けや加工能力等の熟練した技能が競われました。矢田さんは「練習をいっぱいしましたが、賞が取れて本当にうれしかったです。」、伊藤さんは「図面の精度が高く、細かい誤差で全て狂ってしまうのでとても難しかったです。」と話されました。

 「壁装」職種では、4時間30分の競技時間内に、織物、紙、ビニール等の壁紙をそれぞれの特性に合わせて施工し、仕上げていきます。施工図に従って寸分の狂いもなく張り合わせ、仕上がりの良さが競われました。池田さんは「普段は仕事をしながら夜遅くに練習をしたりと、練習時間を確保するのが大変でした。」と話されました。

 知事は、「おめでとうございます。島根の技能を引き継ぐようこれからも頑張ってください。」と述べました。

 懇談の様子

 (写真:懇談の様子)


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