3月18日(月)知事広聴会
3月18日(月)、平成30年度北方領土に関する全国スピーチコンテストで内閣府北方対策本部審議官賞を受賞した、雲南市立木次中学校3年の佐藤有華さんが知事を訪問されました。
(写真:皆さんと)
このコンテストは、次代を担う若い世代が北方領土問題を身近な問題としてとらえ、この問題に関心をもち、北方領土に関する歴史等を正しく理解することを目的に開催され、1人5分の持ち時間でスピーチを行うものです。
このたび内閣府北方対策本部審議官賞を受賞した、佐藤さんの『交流事業から学んだこと』と題するスピーチは、北方領土に住んでいるロシア人の中には、北方領土を日本に返還することに賛成する人がいることを知って驚いたこと。韓国での交流事業で、「独島(竹島)は韓国のものだ」という韓国人学生の主張に圧倒されたこと。これらのことから、領土問題のことについて日本人が理解を深め、北方領土、竹島問題ともにお互いの国の主張に耳を傾けること、また、英語で自分の意見を主張する力が不可欠だと感じたこと、などを発表されたものです。
(写真:懇談の様子)
懇談では、佐藤さんのスピーチについて「内容はもちろん、スピーチの際の態度も堂々としていてとても良かった。」「受賞後に(木次中学校の)全校生徒の前でも発表してもらって、後輩たちへの良い刺激となった。」など称賛の声があがりました。
知事はスピーチ原稿を読んで「わかりやすく整理された文章ですね。北方領土と同じく、竹島問題も隣の国同士話し合いをしていかないといけません。」「若い人たちが自分の考えを述べられるようになることは大事なことなので、これからも頑張ってください。」と述べました。
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