3月11日(月)知事広聴会
3月11日(月)、第17回「ことのは大賞」受賞者のみなさんと懇談しました。
(写真:表彰式の様子)
島根県では、誰もが子どもに関心をもち、子どもを大切にする社会、子育てをみんなで支える環境をつくろうと、子育てや子ども、家族について感じる楽しさや嬉しさなどを、きらりと光る「ひとこと」で表した言葉(ことのは)の募集を行っています。
今年度は全国から4,739点の応募があり、作品賞においては一般の部7点、18歳以下によるこっころの部で17点の作品、団体賞では2団体が入賞されました。
この日開かれた表彰式では、次の受賞者のみなさんに知事から表彰状が授与されました。
<一般の部>
・青少年育成島根県民会議会長賞池岡一昌さん(鳥取県)
「SNSに愚痴投稿したら息子から『ガンバレヨ』」
<こっころの部(18歳以下)>
・島根県知事賞藤田柊平さん(島根県、小学校6年)
「「オッケーグーグル、電気つけて」とお父さんが言うから、しかたなくぼくが動く」
・青少年育成島根県民会議会長賞魚地妃夏さん(東京都、中等部2年)
「母と喧嘩した朝はメールに「ごめん」を書いては消して書いては消した」
<団体賞>
江津市立高角小学校(186作品)
就労継続支援B型事業所松江あけぼの作業所(8作品)
懇談では、受賞者のみなさんから、作品のきっかけとなったエピソードや作品に込めた思いなどをお聞きしました。
一般の部で受賞された池岡一昌さんは、「息子からコメントをもらってうれしかったと同時に、子どもを育てていると思いながら、実は、子どもや社会や地域に自分が育てられてきたんだなという思いがしました。いろんなことにチャレンジして息子に負けないよう頑張ろう、と思いました。」、こっころの部で受賞された魚地妃夏さんは「ほんの些細なことがきっかけで母と喧嘩をしました。後で自分が悪かったなと思い、通学の電車の中で、母にごめんねとメールを書いたのですが、恥ずかしくて消してしまって、結局送ることができませんでした。母にごめんなさいとちゃんと言えるように、これからも成長していきたいと思います。」と話されました。
また、団体の部で受賞された松江あけぼの作業所の方は、「作業所は家庭的な雰囲気の中で、みんなで話をしながら作業をしています。みんなの会話をまとめて応募しました。」、「作業中は、迷惑にならない範囲でしたらおしゃべりをしていいので、その中で作りました。」と話されました。
知事は、受賞者の皆さんの思いを聞きながら、一人ひとりに声をかけ「ありがとうございました。これからも頑張ってください。」と述べました。
(写真:懇談の様子)
(写真:皆さんと)
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