2月8日(金)知事広聴会
2月8日(金)、第9回「竹島・北方領土問題を考える」中学生作文コンクール表彰式が行われ、受賞者の皆さんと懇談しました。
島根県では、県内の中学生が、竹島や北方四島の歴史と現実に関心を持ち、竹島・北方領土問題を正しく理解し、解決しようとする意欲を高めることを目的として、平成22年度から作文コンクールを実施しています。
今年度は県内19の中学校から1098点の作品が寄せられ、8名の作品と1校(学校賞)が入賞しました。
表彰式では、島根県知事賞を受賞した木瀬※春香さん(西郷中学校)ほか8名の方々に表彰状が授与されました。
(写真:皆さんと)
表彰式に続いて行われた懇談では、受賞者の皆さんから、作文の中で特に訴えたかったことなどについてお聞きました。
木瀬さんは、「韓国が悪いと決めつけていたが、一方的に非難するだけでは解決につながらないと思いました。相手の意見を尊重しながら話し合うことが必要だと思い作文を書きました。」と話してくれました。
ほかの皆さんからも、「日本人は外国の人と比べて領土問題の知識が少ない。」「他県では竹島について学ぶ機会が少ない。島根県の自分たちの世代が情報発信していかないといけないと思う。」「いろいろな交流活動に参加して領土問題の知識を得たい。」などの意見が聞かれました。
知事は、「話し合いができなければ何も進展しません。若い世代の皆さんが話し合うことで、領土問題解決の糸口になればいいですね。」と述べました。
(写真:懇談の様子)
※「瀬」の右は「刀に貝」
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