12月19日(水)知事広聴会
12月19日(水)、プレミアムこっころカンパニーの表彰式が行われ、受賞者の皆さんと懇談しました。
県では平成19年度から仕事と生活の調和を推進し、子育てにやさしい職場づくりに積極的に取り組んでいる企業を「しまね子育て応援企業(こっころカンパニー)」として認定し、仕事と家庭の両立支援企業の拡大を図っており、現在の認定企業数は289社です。
このたび、仕事と家庭の両立支援をさらに進めるため、「こっころカンパニー」認定企業の中から、認定時の審査項目と育児休業や年次有給休暇の取得率、時間外労働の状況などの実績を合わせ特に優れている企業を「プレミアムこっころカンパニー」として、10社を表彰しました。
また、受賞企業のうち、通算で3回受賞された企業については、永年の取り組みに敬意を表し、「殿堂入り」として、永く伝承していきます。
■表彰企業(所在地、受賞回数、殿堂入り)(こっころカンパニー認定番号順)
・株式会社山陰合同銀行(松江市、3回目、殿堂入り)
・株式会社長岡塗装店(松江市、3回目、殿堂入り)
・TERAMOTO社会保険労務士法人(松江市、3回目、殿堂入り)
・株式会社島根富士通(出雲市、3回目、殿堂入り)
・アサヒ工業株式会社(松江市、3回目、殿堂入り)
・国立大学法人島根大学(松江市、3回目、殿堂入り)
・フジキコーポレーション株式会社(松江市、1回目)
・社会医療法人仁寿会(邑智郡川本町、1回目)
・株式会社りそな銀行グループカスタマーセンター(島根)(出雲市、1回目)
・あさひな歯科(松江市、1回目)
(写真:受賞企業の皆さんと)
いずれの受賞企業も仕事と家庭の両立が大きな課題となっており、従業員にとって働きやすい条件や環境を確保することが必要であるという認識をもち、育児休業制度の充実や子の看護休暇、短時間勤務の柔軟な運用など優れた取り組みを行っておられます。
懇談で受賞企業の皆さんから、「安心して子育てができる環境をつくることで、社員との信頼関係が生まれた。以前は、女性社員は結婚、出産を機に退職していたが、継続して働いてもらえるようになった。」「休暇や勤務などの制度を充実し、利用してもらうことで、会社内で助け合いの風土もできた。」「子育てを企業や地域で支えることが大事です。今後も制度を改善していき、社員が幸せになるようにしたい。」と話されました。
知事は、「皆さん方の企業は、仕事と子育ての両立において、優れた取り組みを行っておられます。ご尽力、ありがとうございます。県の人口が減らないように、子どもが増えていくようにしないといけない。そのために、県としても引き続き、仕事と家庭が調和し、よい環境で子育てができるように努力していきたい。これからもよろしくお願いします。」と述べました。
(写真:懇談の様子)
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