2月19日(月)知事広聴会
2月19日(月)「i-Construction大賞」を受賞されたカナツ技建工業株式会社が受賞報告のため、知事を訪問されました。
(写真:皆さんと)
「i-Construction大賞」とは、建設現場の生産性向上(i-Construction)に係る優れた取り組みを表彰するために、国土交通省が今年度創設したものです。
全国で国土交通大臣賞2団体、優秀賞10団体の計12団体が受賞し、平成30年2月15日に国土交通省で授与式が行われました。
県内においては、松江市のカナツ技建工業株式会社が、国土交通省発注の多伎朝山道路小田地区改良第12工事において、国土交通大臣賞を受賞されました。
今回の受賞では、施工の際に地元企業と協力してプロジェクトチームを設置し、地元業界のICT(情報通信技術)活用工事に関する技術力の向上に寄与した他、自治体・企業を対象にした勉強会や若手技術者・女性技術者向け講習会の開催等により、ICT活用工事の普及にも取り組んだこと、さらに先進技術を取り込んだ現場見学会を行うことで、現場の魅力アップに取り組んだことなどが評価されました。
ICT活用技術の導入により、生産性の向上や施工時間の短縮、施工精度や出来栄えの向上が期待できるとのことです。
(写真:懇談の様子)
懇談では、カナツ技建工業の皆さんから「島根の建設会社がイノベーションを先取りして、第一歩を踏み出したことに非常に意義があったと思います。」「今後、環境施設の維持管理等にも3Dデータを応用して、ICTを活用していきたいと思います。」などと話されました。
また、金津任紀代表取締役社長は「建設現場でICTを活用して施工をすることは、生産性の向上や働き方改革につながると思います。今後どんどん広まると思うので、業界の皆さんに伝えていきたいと思います。」と話されました。
知事は「技術の進歩によって、力仕事だけでなくこのような3Dデータの作成や機械の操作など、建設業界で女性も活躍できるようになりましたね。また、若い人が新しいことにチャレンジしてくださることに対して、県も期待しています。」と述べました。
お問い合わせ先
広聴広報課県民対話室
島根県政策企画局広聴広報課県民対話室 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 【電話】0852-22-5770、6501 【FAX】0852-22-6025