10月19日（木）、保健衛生、福祉等の向上に寄与した団体・個人を表彰する第69回保健文化賞を受賞された島根県在宅保健師等の会「ぼたんの会」の皆さんと懇談しました。

（写真：皆さんと）

　「ぼたんの会」は、平成13年に設立され、現在141名の会員がいらっしゃいます。

経験豊富な在宅の保健師さんたちで構成され、島根県下７地区において、高齢者を対象とした介護予防活動、難病患者支援、健康劇「ぼたん座」の上演、子育て支援等に加えて、近年では、県と災害時の協力に関する協定締結や保健師活動の伝承等に取り組まれています。

　懇談で、皆さんから「保健文化賞の受賞は、全国の在宅保健師等の会では、ぼたんの会が始めてとなります。長年の活動が評価され、うれしかったです。」「私たちは、地域でどのように活動していくのかが大事です。長年の行政での経験から市町村や保健所とも人脈があり、連携もできています。今後も微力ながら県民の皆さんの健康づくりに貢献していきたいです。」と話されました。

　知事は「皆さん方の活動は、県にとってもありがたいことです。退職されても、ぼたんの会のような組織があると地域で活動しやすいですね。このような流れがほかの分野にも波及していけばよいです。大いにＰＲしていきます。」と述べました。

（写真：懇談の様子）