7月10日(月)知事広聴会
7月10日(月)、第23回夏季デフリンピック競技大会において、水泳競技の日本代表として出場される藤原慧(ふじはらさとい)選手と懇談しました。
藤原選手の他に、藤原選手のご両親、(公財)島根県障害者スポーツ協会の福井理事長、島根県ろうあ連盟の廣戸連盟長が知事を訪問されました。
(写真:皆さんと)
デフリンピックとは、4年に一度開催される聴覚障がい者のための総合スポーツ大会で、今回トルコ共和国・サムスンにて、今月18日から30日の13日間開催されます。
藤原選手が本格的に水泳を始められたのは中学生の時と、現役選手の中では遅い方にもかかわらず、1500メートル自由形で世界記録・200メートル自由形でアジア記録等、多数の記録を持っていらっしゃいます。
また、一般的に一人の選手が出場するのは1・2種目が主流ですが、藤原選手は自由形では全ての種目・リレーで2種目・個人メドレーと、多数の種目に出場されます。
(写真:懇談の様子)
懇談では、藤原選手のお父様から「健聴者・健常者と同じ土俵に立つということは、聴覚障がい者だけでなく、他の障がいを持つ方への励みになるということを伝えながら頑張ってきました。小さい頃に大田のスイミングスクールで鍛えられた体力で、多数の種目に出場します。日本のために貢献できる種目には全て出たいと思います。」と話されました。
また、廣戸連盟長から「初めての参加で緊張されるとは思いますが、色々な刺激を受けて、アピールしていただきたいと思います。また、パラリンピックと比べて、デフリンピックは知名度が低いです。今回の藤原選手の出場をきっかけに、デフリンピックの存在を広く知ってもらえれば、と思っています。期待しています。」と話されました。
知事は、「たくさんの種目に出られてすごいですね。頑張ってください。」と激励しました。
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