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5月25日(木)知事広聴会

 

 5月25日(木)、JAしまねの皆さんと懇談をしました。

みなさんと

(写真:皆さんと)

 

 

 JAしまねでは、健康志向に着目し、白米に比べ健康成分が多い「金芽米」を県内で製造できるよう、今年4月にやすぎ地区本部の精米センターに「金芽米」を製造できる専用の設備を新設されました。今後は、県内でも製造できるようになった「金芽米」を、量販店や医療・介護施設等に、販路を拡大される予定です。

 懇談では、やすぎ精米センターの加藤正直所長から「平成8年からお米のうまみ成分を残したまま、中の肌糠(はだぬか)と呼ばれるところを抜き取る製法の無洗米を製造してきましたが、今回はさらに日本に数台しかない最新の機械を導入し、「金芽米」を製造できるようになりました。「金芽米」は糠(ぬか)の一番内側の亜糊粉(あこふん)層と呼ばれるところを残す製法で精米したもので、通常の白米に比べ、栄養価の高いお米です。これを広めることでJAでは健康長寿を目指しています。」と説明されたのに続き、JAしまねの山根盛治副組合長からは「この「金芽米」は、島根県産のきむむすめが加工時に「金芽(胚芽の基底部)」が多く残り、一番相性がいいようです。現在、島根県が押している「つや姫」からも同じ加工ができないか検討中です。」と話されました。

 また、JAしまねの竹下正幸組合長は「私たちが製造している「金芽米」は米をとがずに炊ける無洗米なので、環境改善にもつながっていきます。また、白米や金芽米等について、健康になぜいいかということを島根大学に研究をお願いしており、このような研究結果を皆さんにお伝えすることにより「長寿国しまね」を目指していくとともに環境対策も含め、島根県産米の消費拡大に向けて頑張っていきたいです。」と話されました。

 知事は「若い世代、特に子育て世代が健康問題に一番関心が高いと思われるので、そういう世代の方々にも栄養価の高い「金芽米」を広めていくことが大切ではないかと思います。県も一緒に努力していきましょう。」と述べました。

 

懇談の様子

(写真:懇談の様子)


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