3月29日(水)知事広聴会
3月29日(水)、全国エコ活コンクールにおいて特別賞(早稲田大学賞)を受賞された、出雲市の上津(かみつ)探検隊の皆さんと懇談しました。
(写真:皆さんと)
「上津(かみつ)探検隊」は、自然の中での遊びをとおして環境問題への様々な活動をされている出雲市上津地区の小学生たちのこどもエコクラブです。
特に休耕田で作ったビオトープ「カエルランド」でカエルやサンショウウオの観察等、生き物観察に力を入れておられます。
公益財団法人日本環境協会では、地域の中で自主的な環境活動を実施している全国のこどもエコクラブを対象に、日ごろの活動等をまとめた壁新聞や絵日記を募集する「全国エコ活動コンクール」を平成7年から実施しています。
平成28年度は、壁新聞部門において全国から216クラブが応募したなか、上津探検隊が作成した壁新聞「ケロケロカエル調査新聞X」が高く評価され、特別賞6賞のうちの「早稲田大学賞」を受賞されました。
(写真:新聞)
懇談では、上津探検隊サポーターの嘉村正徳さんが「子どもたちが自然の中で遊びながら様々な勉強をできるところがいいと思っています。田んぼの生き物調査等をしており、特に休耕田を利用して作ったビオトープ『カエルランド』では夏にカエル釣りをしており、その様子を毎年、コンクールで紹介しています。」と話されました。
また、探検メンバーからは、曽田晴凪(はるな)くんが「割りばしにタコ糸を付け、その先にカエル草をつけて、ビオトープにたらすとカエルが釣れます。最近はカエルが減ってきて釣れないので、かわりにミミズをつけたらイモリが釣れました。」、高橋宙暉(ひろき)くんが「『カエルランド』の裏の森には、カブトムシやクワガタムシがいて、たくさん掴まえている。」など、普段の活動の様子を話されました。
知事は「わたしたちもそういう遊びをやっていましたよ。自然の中で遊び、学ぶ場があるというのはいいことですね。皆さんの後輩にもぜひ遊びながら教えてあげてください。」と述べました。
(写真:懇談の様子)
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