3月22日（水）、独立行政法人北方領土問題対策協会が主催する平成２８年度北方領土に関する全国スピーチコンテストで内閣府北方対策本部審議官賞を受賞された雲南市立木次中学校３年の岡田郁実さんが知事を訪問されました。

（写真：皆さんと）

　このコンテストは、次代を担う若い世代が北方領土問題を身近な問題としてとらえ、この問題に関心を持ち、北方領土に関する歴史等を正しく理解することを目的に開催され、北方領土問題の歴史的な経緯やその問題の解決方法、北方領土返還後のビジョンについて、考えたこと、学習したこと、友達や家族と話し合ったこと、身近で体験したことなど、１人５分の持ち時間でスピーチを行うものです。

　内閣府北方対策本部審議官賞を受賞した岡田さんの「話し合いで」と題するスピーチは、岡田さんの母親が北海道出身で、岡田さん自身が北方領土の問題をよく理解したつもりであったが、社会科の授業で出会った絵本「メチのいた島」と映画「ジョバンニの島」を通じて竹島問題を含めて領土問題を再認識したこと。また、この問題を解決するためには、武力ではなく「ねばり強く話し合うしかない」と感じたことを発表されたものです。

　懇談では「雲南市長さんに役者になったつもりで話すようアドバイスを受けました。」と岡田さんは話されました。

　知事は、「難しい問題をよく整理をされ発表されました。おめでとうござます。」と述べました。

（写真：懇談の様子）