３月１３日（月）、株式会社バイタルリードの森山昌幸代表取締役と増原由紀総務経理課長が、第２回「女性活躍パワーアップ大賞」優秀賞の受賞報告に知事室を訪問されました。

（写真：皆さんと）

　「女性活躍パワーアップ大賞」は、公益財団法人日本生産性本部が女性の活躍を組織の生産性向上につなげる動きを加速するため、独自性ある創意工夫された取り組みを行っている組織を表彰するものです。今回は、全国で６社が優秀賞を受賞。中小企業は株式会社バイタルリードのみの受賞となっています。

　建設コンサルタント・システム開発を業務としている同社は、従業員の６割を占める女性が一人一人重要な職務を担う企業の一員であることから、女性が働きやすい環境づくりを整備するため、新たに直面する課題に対応し、随時、就業規則を改訂されています。

　また、３年以上雇用しているパートタイマーは無期契約とし、安心して育児休業を取得できるなど働き続けやすい環境を整備されています。

　懇談では、森山代表取締役から「我が社では、女性が、交通計画策定等の主担当をしたり、子育てしながら資格を取得したり、キャリアアップして貴重な戦力として働いている。女性を働きやすくすることで、男性も夏休みの児童クラブへの送りを行うなど、働きやすい職場となっている。また、女性が働きやすい職場ということで、県外からIターンした夫婦が２組もあり、優秀な人材の採用につながっている。」と話されました。

　知事は、「女性が働きやすい職場にすることは、会社として頭に入れておかないといけない時代ですね。今回の全国表彰は、県内の企業にインパクトや刺激を与えてくれます。女性が社会進出していくことは大事です。」と述べました。

（写真：懇談の様子）