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2月16日(木)知事広聴会

 

 2月16日(木)、しまね女性の活躍応援企業の中で、特に優良な取り組みを行っている企業の皆さんと懇談しました。

しまね女性の活躍応援企業とは、女性の活躍推進に向けて積極的に取り組む企業・団体を県に登録し、企業・団体の魅力アップを応援するものです。

 

【出席者の皆さん】

 山崎徹取締役専務執行役員(株式会社山陰合同銀行)

 高橋宏聡代表取締役社長(株式会社高橋建設)

 古志野功代表取締役(株式会社長岡塗装店)

 森山昌幸代表取締役(株式会社バイタルリード)

 野津昭子専務取締役(モルツウェル株式会社)

 

【概要】

 懇談では、出席者の皆さんから日頃の取り組みを通して感じておられることなどについて、お話がありました。

 すべての始まりは、先代が施工から監理までを女性社員のグループにまかせたいということから始まった。その積み重ねが、今になって評価。女性の方が明るい雰囲気や、やわらかい印象を与えるので、住民の皆さんも応援してくれる。

 顧客の住宅メーカーさんから、女性の営業は抜群で、キッチンの商談など、女性の目線できめ細やかな相談ができると言われた。やはり、女性の方が相談しやすい感じがする。

 我が社は育休を3年まで取得できるが、以前から、休む期間が長いと復職へのハードルが高いという声が多く聞こえていた。人事部門に女性を配置し、育休を取得している社員と定期的に会い、会社の状況などを話す取り組みを始めた。復職への不安を取り除くことで、育休を取得している社員からは好評。

 ワークライフバランスに係る制度は、思い切った配慮をしないといけない。

 産休、育休を取得して、職場に帰って来れる環境をつくることが大切。休みを取っている間は、今いる人の中で、仕事を少しづつシェアし、カバーする。休み明けで帰ってきたら、職場のみんなに感謝をする。人間関係をうまくつくれれば、仕事の成果は上がっていく。あなたは、会社から求められている人材なんだと伝えることが大事。

 男性社員の妻も社会参加等ができるきっかけを作ってあげるなどの環境づくりができて、初めて女性活躍応援企業といえるのではないか。

 我が社では、子育て世代は実は男性社員の方が多く、男性社員から「早く帰れる環境を作ろうよ。」という雰囲気。

 女性社員は現在、若い社員が多いが、その女性社員たちが子育て世代になったときや介護が必要となったときに、子育てを経験してきた男性社員が「帰らなの?」と言えるような環境になればと思っている。

 仕事の効率化を図るのは女性が得意。いろいろなアイディアが出てくる。家庭でも食事の準備をしながら、洗濯とか家事の段取りを考えているから。

 女性スタッフによる就業規則の作成や改善をしている。

 4月に2名を採用するが、どちらも女性。女性を優先したというわけではなく、純粋に、ガッツがあったり、仕事への意欲があったから採用した。

 

知事は、以下のとおり考えを示しました。

 必ず、子育てしなければいけない時期はあるからそのときどうするのか、国も県も企業も考えないといけない。

 県としても、皆さん方のいい取り組みを県民に伝えていくことが大事だと感じた。

 世の中が変わってきつつあり、展望は明るい。

 これからも皆さんのご協力をお願いする。

 

懇談の様子

 

懇談の様子2

 

懇談の様子

(写真:懇談の様子)

 


お問い合わせ先

広聴広報課県民対話室

島根県政策企画局広聴広報課県民対話室
〒690-8501
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