12月26日(月)、平成28年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰で優良賞を受賞された「なにわ一水」のみなさんと懇談しました。

(写真：皆さんと)

　バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰は、バリアフリー・ユニバーサルデザインの推進に顕著な功績や功労のあった個人・団体を顕彰するもので、平成28年度の内閣府特命担当大臣表彰「優良賞」を「なにわ一水」が受賞されました。

　今回の受賞は、障がいのある人や高齢者が家族と一緒に旅行に出かけ、家族全員で旅行の楽しみを共有できる環境づくりが必要と考え、ユニバーサルツーリズムと福祉介護が共存し、すべての人に非日常を楽しんでもらえる旅館を目指し、施設改修やサービスの充実に取り組まれたことが評価されたものです。

　なにわ一水の勝谷有史代表取締役社長は、「10年という時間をかけてやってきたもので、終わりのあるものではありません。今回は通過点として受賞しましたが、これからも拡充していきたい。」また「寝たきりの方にとっては、無機質な天井ばかりご覧になっていることが多いので、数寄屋の天井などでも工夫を凝らしています。」と話されました。

　知事は、「人を温かく歓迎することが観光にとって大切ですね。観光松江にとっても大事なことです、おめでとうございます。」と述べました。

(写真：懇談の様子)