１２月１６日（金）、平成２８年度「島根あいてぃ達者」の表彰を受けられた皆さんと懇談しました。

【表彰を受けられた皆さん】

竹下靖彦さん、小早川正行さん、大島かおるさん、増田光法さん、iPad浪曲愛好会松江のみなさん

（写真：皆さんと）

　「島根あいてぃ達者」は、高齢者をはじめとする県民に対して、ＩＴの利活用の重要性を広く周知するとともに、ＩＴの活用に向けた気運の醸成を図ることを目的に、ＩＴを活用した地域活動に取り組む６５歳以上の個人、または団体を表彰する制度です。

　制度創設から１５年目となる今年度は、4名、1団体が表彰されました。

　表彰式後の懇談では、表彰を受けられた皆さんから、ホームページなどを利用した自治会や放送大学同窓会の情報発信、パソコンサークルの活動、難聴者協会の機関誌発行、iPadを利用した浪曲の伴奏など、日々の取り組みの様子をお聴きしました。

　また、iPad浪曲愛好会松江の安部重利代表からは、実際にiPadを使った伴奏で浪曲「石松金毘羅代参」の一節を披露していただきました。また、増田光法さんからは、「自らの障がいをきっかけに、障がい者への差別・偏見の解消のため障害者協会の設立を思いつき、その会報作成にパーソナルコンピューターを使うため、市のパーソナルコンピューター研修や県の聴覚障がい者情報センターの協力を得て、パーソナルコンピューターの技術を習得された」ことなどをお聞きしました。

　知事は、「ITの力により交流が広がったり、情報が広がったりすることは大変良いことです。高齢者に限らずITの力をつけることは大きな楽しみにつながりますね。」と述べました。

（写真：懇談の様子）