6月30日（木）、第31回オリンピック競技大会（2016リオデジャネイロ）レスリング女子75kg級への出場が決まった松江市出身の渡利璃穏選手と、日本レスリング協会支援コーチの高村行雄氏、「渡利璃穏選手を励ます会」会長の南波巖氏が知事室を訪問されました。

（写真：懇談の様子）

【渡利璃穏選手】

　2014年より、アイシン・エー・ダブリュへ所属。

　2014年、世界選手権初出場。仁川アジア大会（韓国）にてラスト5秒の大逆転で金メダル獲得。

　2015年6月、全日本選抜選手権で2位となり、63kg級でのオリンピック出場の道がたたれたため、唯一日本がオリンピックの出場枠を獲得していない2階級上の75kg級に1日5食の増量で転向。

　2015年12月、天皇杯全日本選手権75kg級で逆転初優勝。2度目の日本一になる。

　2016年3月、オリンピック・アジア予選（カザフスタン）でも逆転優勝。日本にオリンピックの出場枠を獲得。重量級にも通用する強烈なタックルと最後まであきらめない粘り強さで勝ち取ったこの実績を持って、念願のオリンピック代表に選出。

　第31回オリンピック競技大会（2016リオデジャネイロ）は、8月5日から21日の17日間の開催で、28競技306種目が行われます。渡利選手の出場は18日です。

　懇談で渡利選手は、「得意技の片足タックルを決め、金メダルを獲りたい。出るからには勝ちたいです。」と意気込みを話されました。知事は、「応援しているので、頑張ってください。」と握手をしながら激励しました。

（写真：皆さんと）