6月21日(火)知事広聴会
公益社団法人発明協会が主催する平成28年度全国発明表彰において、受賞者の皆さんが報告のために知事を訪問されました。
(写真:懇談の様子)
全国発明表彰は、国内の科学技術の向上と産業の発展に寄与することを目的に、大正8年から創設されたもので、今日に至るまで多くの日本を代表する研究者や科学者の功績が顕彰されています。
このたび、日立金属安来工場での発明が、島根県で初めて特許庁長官賞を受賞しました。
自動車の無断変速機(CVT)の金属ベルトに使う「マルエージング鋼」の製造工程で、耐久性低下につながる不純物を減らす新技術を開発し、低燃費車の普及に貢献したことが評価されました。
日立金属安来工場の開発グループを代表して原顕一郎主任研究員は、マルエージング鋼の製造方法の発明について知事に説明されたうえで、「環境保護に貢献できる研究をこれからも続けたい。」と話されました。
また、発明に関する指導や人材育成に貢献した人に贈られる発明奨励功労賞を受賞された、松江土建会長で県発明協会の神※庭民生会長からも報告があり、「色々と発明することを子供のころから体験してもらうことが大切だと思っています。」と話されました。
知事は、「おめでとうございます。これからも引き続き活躍されることを願っています。」とお祝いの言葉を述べました。
(※:神はしめす(示)へん)
(写真:皆さんと)
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