５月１０日（火）、「第６５回出雲杜氏自醸清酒品評会」において知事賞を受賞された簸上清酒合名会社の松本年正杜氏、同社の田村明男代表社員が知事を訪問されました。

（写真：懇談の様子）

　自醸清酒品評会は、全国的にも高い水準にある島根の清酒製造技術を支える出雲杜氏の更なる技術向上・研鑽を図るため毎年開催されており、今年は島根県１１蔵元、鳥取県２蔵元の計６４点が出品されました。

　知事賞を受賞された松本杜氏は、「昔と比べて杜氏は減ってきていますが、後継者を育てながら出雲杜氏組合の活動を続けたい。」と話され、田村代表社員は「地元の食文化を大切にしながら、それに合うものを提供したい。また、ＵＩターンされた方で、杜氏に興味をもたれ勉強したいという方もおられるので、伝統の技が受け継がれるよう蔵元と組合が協力していきたい。」と話されました。

　知事は、「日本酒を飲む人も増えていますし、品質の良いものが好まれる時代となっています。これからも出雲杜氏のみなさんにはがんばっていただきたいですし、県も販売促進などＰＲに協力します。」と述べました。

（写真：皆さんと）