4月12日(火)知事広聴会
4月12日(火)、益田糸操り人形保持者会の皆さんと懇談しました。
(写真:皆さんと)
5月1日にイギリスの「ヴィクトリア・アンド・アルバート国立博物館」で開催される“日本ギャラリーリニューアル祝賀イベント”で益田市に伝わる「益田糸操り人形」(県無形民俗文化財)の公演を行うことが決定し、初の海外公演を前に「益田糸操り人形保持者会」の皆様が知事を訪問されました。
益田糸操り人形は、明治20年頃、東京浅草で糸操り人形芝居を興業していた山本三吉が益田に移り住み、益田にあった浄瑠璃愛好会の「小松連」に迎えられことに始まるといわれています。
東京の糸操り座が興業を通じて改良を加えたのに対し、益田では明治期の糸操りの技法をどどめたままで上演されている点が大変貴重で、島根県の無形民俗文化財に指定されています。
懇談で、保持者会の岡崎会長は、「現在、小学生から70才まで18名で活動している。イギリスでは日本の文化が通じればうれしい。不安は大きいが成功を収めて帰ってきたい。」と話されました。
知事は、「日英の文化の交流で大変おもしろい。これからも若い人を育てて、国の無形民俗文化財になるようがんばってください。」と激励しました。
(写真:懇談の様子)
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