２月１７日（水）、平成27年度多面的機能発揮促進事業中国四国農政局長表彰受賞団体の皆さんと懇談しました。

【環境保全型農業直接支払最優秀賞】農事組合法人ファーム宇賀荘（安来市）

【多面的機能支払優秀賞】上意東地域向上委員会（松江市）

【中山間地域等直接支払優秀賞】大東南村協定（雲南市）

（写真：皆さんと）

　中国四国農政局では、水路や農道等の地域資源の保全管理、生産条件不利地における農業生産活動等の維持及び環境保全効果の高い営農活動など、農業の有する多面的機能の発揮を促進する事業に取り組まれている組織等を対象に、優良な取り組みについて表彰を行っています。

　このたび、島根県から３つの団体が各賞を受賞され、報告のため知事を訪問されました。

　懇談では、各団体の代表の方から、地域の現状や日頃の取り組みの様子についてお話しがあり、環境保全型農業直接支払制度の最優秀賞を受賞された農事組合法人ファーム宇賀荘の代表理事組合長の河津幸榮さんは、「ファーム宇賀荘は、252戸の農家が参加する島根県最大の集落営農法人で、10haを超える農地で環境保全型農業に取り組んでいます。無農薬で環境に優しい農業を目指し、田植えを終えた水田にどじょうを放し、どじょうが健康に住める環境での米づくりを行っています。また、県の農業技術センターにチェーン除草機を開発していただき、米の収量も年々上がってきました。」などと話されました。

　知事は、「地域がまとまり一緒になってやることはとても大切なことです。農地も健全なものが維持され地域も元気になります。皆さんの活動が見本となります。これからも頑張ってください。」と述べました。

（写真：懇談の様子）