1月29日（金）、第2回「しまねいきいき雇用賞」を受賞された皆さんと懇談しました。

　この賞は、雇用に関し優れた取り組みを推進している企業等を表彰し、広く県民に周知することにより、県内企業の魅力向上、職場環境の整備及び雇用の促進等に資することを目的に平成26年度に創設された表彰制度です。

　今年度は第2回目で、下記の7企業が受賞されました。

【受賞企業】（50音順）

　○従業員20人未満の企業等の部門

　・有限会社フクダ塗装（松江市）

　○従業員20人以上の企業等の部門

　・アースサポート株式会社（松江市）

　・株式会社エブリプラン（松江市）

　・株式会社金見工務店（松江市）

　・有限会社桜江町桑茶生産組合（江津市）

　・松江土建株式会社（松江市）

　・株式会社ワコムアイティ（松江市）

（写真：皆さんと）

　表彰式後の懇談では、受賞された企業の皆さんに、各企業で行われている取り組みをお聞きしました。

　有限会社フクダ塗装の福田博代表取締役は「建設業は人手不足なので、少しでも社員が勤めやすい会社になるように、介護や育児で1日1回1時間であれば1ヶ月に何度でも有給休暇を取得できる『ちょい抜け制度』を考えました。」、株式会社エブリプランの河原八郎代表取締役は「サーバなどを整えてどこにいても仕事ができる『どこでもオフィス』という仕組みを作りました。また、当社はIターンの社員が多いので、親元に対するケアを考えています。」、有限会社桜江町桑茶生産組合の古野俊彦代表取締役は「現場は高齢者の作業員が多いため、夏季の熱中症対策等を目的に勤務時間を7:00〜16:00に前倒しする『ゆう活制度』を6〜10月に導入しています。また、この制度に伴い朝の出勤時間が通常より早まるため、朝の弁当作りの負担を軽減するための弁当支給制度を導入しました。」など話されました。

　知事は「企業が元気なのは従業員の方々が元気な証拠です。それが島根の発展ににつながりますので、今後ともよろしくお願いします。」と述べました。

（写真：懇談の様子）