11月24日(火)知事広聴会
11月24日(火)、大森町文化財保存会の皆さんと懇談しました。
伝統的建造物群保存地区制度40周年を迎えた今年、長年にわたりその発展に尽力された全国の団体の中から、大森町文化財保存会を含む6団体に、文化庁長官から感謝状が贈呈されました。
これを受け、同会の龍善暢会長、藤田宗宣副会長、吉岡寛相談役、大田市教育委員会林泰州石見銀山課長が報告のため知事を訪問されました。
伝統的建造物群保存地区制度は、市町村等が保存地区や計画を定め、申し出により国が重要伝建地区として選定し、市町村等が中心となって歴史的な集落・町並みの保存・整備を進めていくものです。
島根県では、大田市大森銀山、大田市温泉津、津和野町津和野の3地区が重要伝建地区に選定されています。
(写真:懇談の様子)
大森町文化財保存会は、同町の全世帯が加入しており、町民による遺跡の清掃や標柱等の設置、遺跡保護の取り組みなど、昭和32年の発足以来50年以上にわたり活動されています。
龍会長は、「今回感謝状を受けた団体では活動歴が最も長く、町の全員が加わっているのは珍しいと思います。行政も一緒になって保全に取り組んでもらい、石見銀山だけではなく、町がおもしろく魅力的になってきています。住みたいと言われる方もいてありがたいです。」と話されました。
知事は、「皆さんが粘り強く努力され、長年の活動によって町並みを守ってくださり、伝統的な風景が残っています。環境を大切にする姿勢が大きな力となり、地域の方々の懸命な取り組みが評価を受けていると思います。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。」と述べました。
(写真:皆さんと)
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