１１月１９日（木）、「第６回ものづくり日本大賞（経済産業大臣賞）」を受賞された株式会社島根富士通の皆さんと懇談しました。

（写真：皆さんと）

　「ものづくり日本大賞」は、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や伝統的・文化的な技を支えてきた熟練人材、今後を担う若者人材など、「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材を顕彰するもので、経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省が連携し、平成17年より隔年開催しています。

　株式会社島根富士通は、ものづくりの全領域を情報通信技術（ICT）で繋ぎ、人と機械の協調生産を実現したノートパソコンの生産方式を確立されている点が高く評価されました。

　懇談で、宇佐美隆一代表取締役社長は、「ものづくり日本大賞の経済産業大臣賞は、富士通グループで初めて受賞するランクの高い賞です。今回は島根で働く人が高い評価を受け受賞することができました。次は内閣総理大臣賞を目指します。」、また、佐藤昌之製造部長兼生産革新センター長は、「システムの仕組みを作るのも人、使いこなすのも人です。ものづくりの基本は人であり人のレベルが高くないと良いものづくりはできません。」などと話されました。

　知事は、「このたびの受賞おめでとうございます。パソコン生産のプロセスにおいて、人間のもつ強みと機械が得意な部分を上手く協調されていますね。島根の工場が受賞されとてもうれしく思います。」と述べました。

（写真：懇談の様子）