７月９日（木）、県内在住の若手農業者の皆さんと懇談しました。

【出席者の皆さん】

　森恒友さん、片岡穂士宏さん、竹内直実さん、清水啓介さん

（写真：皆さんと）

　島根県では、農業従事者の高齢化や担い手不足が緊急の課題となる中、昨年度より若手農業者の経営力養成などを目的に「しまねアグリビジネス実践スクール」を開催しています。

　本日、このスクールの「若手農業者経営力養成コース」を受講されている若手農業者の皆さんと、第２回目の講義の合間を利用して意見交換を行いました。

　懇談では、ご自身の経営概要や目標、今後の抱負などについて、お話を伺いました。

　参加された皆さんからは、「Ｕ・Ｉターン就農相談会に参加したことをきっかけに、島根に戻って農業を始めました。農業従事者は６０歳代から７０歳代が多いですが、後継者不足が最大の課題です。」、「畜産業は環境衛生のコンプライアンス（法令順守）が重要になってきています。その経費の捻出が課題です。」、「しまねっこを島根の農業のＰＲにもっと活用してほしいです。」、「耕作放棄地が多く農地が減ってきています。今ある農地を管理して、やる気のある人がすぐに農業に従事できるようなシステムがあればいいと思います。」などと話されました。

　知事は、「U・Iターンで農業をしたい人に、農地・住まい・指導者の情報をセットにして全県的に提示できるようにしていく必要がありますね。市町村と連携して進めていきましょう。」と述べました。

（写真：懇談の様子）