５月15日（金）、第１０回「美の里（びのさと）づくりコンクール」で審査会特別賞を受賞された、山王寺本郷棚田実行委員会の皆さんと懇談しました。

（写真：懇談の様子）

　美の里づくりコンクールは、地域の自主的努力により農山漁村の景観を保全する優れた活動を表彰するもので、一般財団法人農村開発企画委員会が主催しています。

　山王寺本郷棚田実行委員会は、農作業体験などを通じて都市住民と交流し、棚田の保全や農村地域の多面的機能の理解を深める「田んぼの学校」などの活動が評価されました。

　懇談では、高島幹雄代表から、「山王寺本郷地区には１９ｈａの棚田があり、日本の棚田百選に選ばれています。

　また、イタリア・ミラノ万博の日本の水田コーナーに写真が使われています。このすばらしい原風景を維持するために活動を始めてから今年で１０年目になりますが、節目の年に受賞できて大変励みになります。」と話されました。

　知事は、「最近は、自然が残りきれいな環境を好む人が増えていますね。田んぼの学校は、田植えから収穫まで経験できるので都市の方にも喜ばれていることでしょう。これからも棚田の保全に頑張ってください。」と述べました。

（写真：皆さんと）