２月５日（木）、しまね流福祉のまちづくり活動団体知事表彰を行い、受賞団体の皆さんと懇談しました。

島根県では、地域住民が主体となって見守りや声かけ、生活支援等の福祉活動に取り組む自治会・町内会など特に活動の優れた団体を「しまね流福祉のまちづくり活動団体」として表彰しています。

今年度は次の７団体が受賞し、知事から表彰状が授与されました。

【受賞団体】

法吉地区社会福祉協議会（松江市）

来原西子供会（出雲市）

湯里地区社会福祉協議会（大田市）

沢谷地域連合自治会（美郷町）

角井自治会（飯南町）

きばらしの家「三の滝」（益田市）

山田地区自治会（隠岐の島町）

（写真：表彰の様子）

表彰式後の懇談では、受賞団体の皆さんから、日頃取り組んでおられる活動内容についてお聞きしました。

来原西子供会の曽田正一さんは、「元教員が中心となり、夏休みのラジオ体操終了後、地域の子供たちの宿題を見る活動を行いました。初対面の子供たちを相手に、始める前はどうなることかと思いましたが、初日からランドセルを背負ってやってくる子がいて、次第に一週間で宿題を片付けようという動きも出てきました。」と話されました。

そのほかの皆さんからも、「若者も年を取ります。今のうちから高齢者に手を差し伸べる姿勢が大切です。」、「高齢者の方々には、住み慣れた地域を離れることなく、人間関係もそのままに、自分らしく生活してほしいと考えています。」などとお話がありました。

（写真：懇談の様子）

知事は、「地域全体で協力できる体制のもと、様々な取り組みが行われていますね。島根県としても、この活動をさらに広めていけるように支援をしていきたいと思います。これからも頑張ってください。」と述べました。

（写真：皆さんと）