２月４日（水）、平成２６年度県民いきいき活動奨励賞を受賞された団体の皆さんと懇談しました。

島根県では、地域で様々な社会貢献活動に取り組まれている団体を顕彰し、社会貢献活動の更なる活性化や次世代の社会貢献活動のリーダーの育成を図るため、「県民いきいき活動奨励賞」を設けています。今年度は、「ＮＰＯ・ボランティア部門」で５団体、「企業部門」で３団体、「ユース部門」で３団体が受賞されました。

（写真：表彰の様子）

（写真：受賞団体のみなさん）

表彰式に続き、懇談では、活動の様子や日ごろの活動で感じておられることなどをお聞きしました。

地域における助け合い活動をされている団体の方からは、「人と人がつながりあうことが大事です。利用する人も、支援活動をする人も、みんながいきいきと暮らせるよう活動しています。」と話されました。

企業部門の受賞者からは、地域の伝統行事を支えるお祭りボランティアの活動や、「もう一役運動」の取り組みなどが紹介されました。「もう一役運動」とは、社員が地域での役割を積極的に担うよう推奨し、会社の制度として後押しをするもので、ＰＴＡ役員や消防団員、地域のスポーツ審判員などを務める社員が増えてきたそうです。現在、小学校のＰＴＡ会長を務める社員の方から、平日の会合でも会社を休んで出席できることが紹介され、「県内でこの運動を取り入れてくれる企業が増えたら良いと思います。」と話されました。

また、ユース部門では、若者世代が子ども向けの体験活動を行い、子どもの健全育成につなげる取り組みなどが紹介されました。

知事は、「皆さんの活動によって地域に活動の輪が広がり、大変有難く思います。県としましても、いろいろな支援の仕組みを工夫し、社会貢献活動が広がるよう努めます。皆さんの今後の活躍を祈念します。」と述べました。

（写真：懇談の様子）