平成２６年度「島根あいてぃ達者」表彰式が行われ、式終了後、受賞者の皆さんと懇談しました。

「島根あいてぃ達者」は、ＩＴの活用に意欲的に取り組む高齢者の方を表彰する制度で、ＩＴの利活用の重要性を広く周知するとともに、高齢者をはじめ県民の皆さまのＩＴ活用に向けた機運の醸成を図ることが目的です。

制度創設から１３年目となる今年度は、５名の方と１団体が受賞されました。

（写真：表彰式の様子）

受賞者の皆さんは、高齢者を対象としたパソコン教室の開設・パソコン指導、ボランティア団体やコミュニティセンターの広報誌の作成、ホームページを使った情報発信などの活動をされ、地域の活性化やパソコン人口の拡大に大きく貢献されました。

（写真：皆さんと）

懇談では、パソコン教室の資料や受講者の皆さんが作られた作品を見せていただき、また、パソコンを使ってのプレゼンテーションも行われ、日ごろの活動の様子をお聞きしました。

「７０代でパソコンの機能を覚えて、８０代で活用するのが理想的です。高齢者こそパソコンを使うとよいと思います。」「遊びながら楽しみながらやっていますので、パソコン教室を辞める人がなく会員が増え、グループを増やして対応しています。」「晴耕雨読ならぬ晴耕ウェブで、体を動かしつつ頭を働かし、たくさんの人とふれ合い、日々元気に活動しています。」などとお話してくださいました。

知事は、「パソコンを使うと、楽しみが増え、世界が広がりますね。」「地域の方々と楽しくおやりになっていることがよく分かりました。これからもこうした活動が各地域で盛んになりますようよろしくお願いします。」と述べ、今後の活動に期待を寄せました。

（写真：懇談の様子）