11月21日(金)知事広聴会
11月21日(金)、黄綬褒章を受章された森下孝明さんと、厚生労働大臣表彰(技能検定関係功労者)を受賞された山内洋さんと懇談しました。
(写真:懇談の様子)
黄綬褒章は、その道一筋に業務に精励し、国民の模範となる方を顕彰する栄典です。
森下さんは、工務店にご就職以来、大工工事の知識習得と宮大工としての各種技法・技能の錬磨に励み、建築当時の工法に沿って多くの文化財の修復等に貢献されるとともに、後進者の指導育成に尽力されました。
森下さんからは「これまでに広島県の世界遺産・厳島神社など多くの歴史的建造物を修復してきました。古民家やお寺の修復の仕事を通して、技能を若い世代に伝えています。」とお話を伺いました。
(写真:懇談の様子)
技能検定関係功労者表彰は、「技能検定」に永年にわたり貢献があり、他の模範となる技能検定委員等として従事し、顕著な功績があった方を厚生労働大臣が表彰するものです。
山内さんは、配管職種の技能検定委員として18年間のうち15年間は首席技能検定委員として、実技試験の厳正公平な実施や、技能検定制度の啓発を通じ、技能者の資質や技能の向上に尽力されました。
山内さんは「基本的な技術は昔から変わりません。身に付くまでには時間が掛かるので、長年の経験も大切です。」と話されました。
(写真:懇談の様子)
知事は「様々な技術を自分の手中に収めることは容易ではありませんが、伝統的な工夫により連綿と受け継がれているのですね。このたびはおめでとうございます。」と述べ、おふたりの功績に敬意を表しました。
(写真:左から山内洋さん、知事、森下孝明さん)
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