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11月2日(日)知事広聴会

 

 浜田市旭町都川地区では、都川の特色を紹介することにより、少しでも人の動きが生まれてほしいとの思いから、地区内の4戸の「縁側」を開放し、散策する方々に各家で用意した「おもてなし」のお茶などでゆったりとした時間を感じていただく縁側喫茶「都川の里」(つかわのさと)を、平成24年から始めており、今年は5月〜11月の第1及び第3日曜日にオープンしています。

 11月2日(日)、浜田市での用務に併せ、縁側喫茶「都川の里」を訪問し、皆さんと懇談しました。

 まず、下都川地区の白川英隆さん宅を訪問しました。

 白川さんから、「地区の小学校が廃校になりさみしくなる中何かできることがないかと考え、家の縁側を開放し、お客様をおもてなしすることを思い立ちました。」「夫婦連れやシニアの女性のお客様が多く、米子、福山、萩など県外からもお越しいただいています。」「今日のロールケーキは旭町の梨、柚を使っています。」などとお話がありました。

 知事は、「都会に住む人も自然に関心を持つ方が多くなってきています。ここは水がきれいで、とても清らかで落ち着いた感じがします。リフレッシュの効果もあると思います。」と述べました。

 

白川英隆さん宅

(写真:白川英隆さん宅)

 

 次に、八ツ木地区の村武正行さん宅を訪問しました。

 村武さんから、「縁側喫茶には年間600人を超える来客があり、多くは広島からです。」「自分たちが頑張っていれば、都会で生活している子どもたちも田舎のことを考え、帰ってきてくれるのではと期待しています。」などとお話がありました。

 知事は、「都市は喧騒としています。田舎の方が子育ての環境も良く、都市部から地方への移住者も増えてきています。」「これからも頑張って縁側喫茶を続けていってください。」と、激励しました。

 

村武正行さん宅

(写真:村武正行さん宅)

 


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