８月６日（水）、第３６回「森喜作賞」を受賞された岩地正男さんと懇談しました。

（写真：懇談の様子）

　「森喜作賞」は、シイタケ等キノコ類の普及・振興の功労者である故森喜作農学博士の遺志を継承し、広くシイタケ等キノコ類の調査研究に顕著な功績のあった者や、シイタケ等の栽培の優良経営者に対し顕彰を行う、全国で最高位の賞です。

　このたび、「森喜作賞」を島根県で初めて受賞された岩地正男さんは、平成９年までＪＡに勤務され、その時学んだシイタケ栽培の知識を生かして５０歳で専業シイタケ生産者となられました。

　高品質の乾シイタケを生産され、全国乾椎茸品評会、島根県乾椎茸品評会においても数多くの受賞歴があるほか、平成２２年からは島根県指導林家としても活躍されており、浜田地域におけるシイタケ栽培のリーダー的存在です。

　懇談では岩地さんから、「シイタケ栽培は山林の中で行うため作業が大変ですが、県からご支援いただき、昨年、旭町に共同の人工ほだ場を整備していただきました。今後は、そちらを主体に頑張っていきたいと思っています。」とお話がありました。

　知事は、「最高の賞を受賞され、本当におめでとうございます。日頃の作業は大変でしょうが、これからも素晴らしいシイタケを作っていってください。」と述べました。

（写真：岩地さんと）