６月２５日（水）、第９回住まいのまちなみコンクールにおいて、国土交通大臣賞を受賞された木綿街道振興会の皆さんと懇談しました。

住まいのまちなみコンクールとは、地域の安全、清掃、緑化、まちなみなどが良好に保たれて、その維持管理活動に実績を上げている住民組織をまちづくりのモデルとして表彰するものです。木綿街道振興会は、このコンクールで最高の賞となる国土交通大臣賞を受賞されました。

この日、高橋猛会長、加田幹男副会長、同会事務局の來間久さんと平井敦子さんが、受賞報告のため、知事室を訪問されました。

（写真：皆さんと）

出雲市平田町にある木綿街道は、木綿の集散地として繁栄した地域で、船着き場、通りと運河をつなぐ小路、古い商家跡が建ち並び、歴史的な景観を形成しています。木綿街道振興会は、地域の特性を理解し、その歴史に誇りを持ち、地域住民みんなでまちづくりに取り組んでいる姿勢が評価されたそうです。

懇談では、木綿街道の歴史的背景、最近の取り組みやまちの様子、受賞理由などのお話を伺いました。

皆さんは、「東京で行われた表彰式では事例発表をさせてもらい、情報発信ができました。大変光栄です。」、「フランス語で「綿」を意味する『Cafeことん』という名前のカフェを始めました。去年10月からみんなで壁塗りなどをして、3月にオープンしました。Ｉターンされた方も働いています。」、「いいものがあり、住む人も加わって今の木綿街道があります。」などと話されました。

知事は、「木綿街道の伝統や豊かな文化を生かした取り組みをされていますね。これからもがんばってください。」と述べました。

（写真：懇談の様子）