６月１１日（水）、邑南町観光協会の皆さんと懇談しました。

このたび、邑南町観光協会は、農林水産省が農山漁村活性化の優良事例を選定する「ディスカバー農山漁村（むら）の宝」の一つに選ばれました。そして、６月１０日、全国の251団体の中から選ばれた22団体の皆さんとともに、首相官邸で行われた選定証授与式や交流会に参加されました。

その報告のため、邑南町観光協会の石橋良治代表理事（邑南町長）、末田幸雄副会長（邑南町商工会会長）、石井寿夫副会長（瑞穂リゾート株式会社代表取締役）の皆さんが、知事室を訪問されました。

（写真：皆さんと）

邑南町観光協会は、地元産品を使ったレストラン（地産地消率95%）を自ら運営し、このレストランを拠点に都市在住者を受け入れ、農作物の栽培から調理・加工までを一貫して行う人材の育成などを行って、シェフやパティシエをはじめとする38名のUIターン者の誘致に成功されています。今回、新規定住者の目線で地域の魅力を掘り起こしていること、食と農に関わる起業によって11の事業所が増え、それが雇用や若者の定住につながっていること、などが高く評価されたそうです。

懇談では、邑南町で生産される良質な農林産物を素材とする「ここでしか味わえない食や体験」を「Ａ級グルメ」と称していること、「『A級』ということばには、永久に残そうという思いが込められている」ことなどのお話を伺いました。

知事は「A級グルメというイメージが大事です。先進的にいろいろな取り組みをされていますので、今後も是非がんばってください。」と今後の取り組みに期待を寄せました。

（写真：懇談の様子）