５月１５日（木）春の褒章で黄綬褒章を受章された舟木清さんと懇談しました。

　（写真：懇談の様子）

舟木さんは、昭和３３年から今日まで建具製作についての知識の習得と組子の各種技法・技能の練磨に励み、卓越した技能をもって幾多の文化財の修復等に貢献するとともに、後進技能者の指導育成に尽力した功績が高く評価を受け、このたび黄綬褒章を受章されました。

懇談では、舟木さんから、「出雲大社の平成の大遷宮に際しては、本殿に収める神具の笏（シャク）を出雲産櫟（イチイ）の木で製作し奉納しました。今後も若手技能者の育成にがんばっていきます。」と述べられ、知事は、「最近は木などの自然のものが見直されてきています。伝統的な技術を若い人たちに伝え、守っていってください。」と述べました。

　（写真：舟木清さんと）