• 背景色 
  • 文字サイズ 

2月14日、第9回「しまねナイスパートナー」に選定された皆さんと懇談

 

交付式の様子

 「しまねナイスパートナー」は、個性豊かな魅力的な地域づくりを推進するため、男女共同参画の趣旨に沿って、それぞれの個性と能力を活かし、お互いを尊重・協力し合いながら地域づくり活動を積極的に行っている夫婦を選定するものです。平成17年度の創設以来、今回を含め56組のご夫婦を選定しました。

 今年度は、出雲市斐川町の田坂ヒデノさんと将さん、隠岐の島町の中本冨美江さんと憲昭さんの2組のご夫婦が選定されました。

 

(写真:交付式の様子)

 

懇談の様子

 交付式後の懇談では、日頃の活動の状況についてお話をお聞きしました。

 田坂夫妻は、出西地区自治協会の取りまとめや更生保護活動、福祉活動に尽力されています。

 将さんは、「自治協会の初代会長をやれと言われ、自治協会とは何かというところから始めました。地区の皆さんに少しづつ浸透して理解していただくように、焦らずやっています。」「自治会に入らない家庭が増え、いかに加入してもらうかを今やっています。」また、ヒデノさんは、「町内の施設に入所されている高齢者の方に、昔のことを思い出し語っていただく「思い出語り」をやっています。今まであまり話をされたことがなかった方が、今日はよく話されましたと聞くと、すごくうれしい気がします。」と話されました。

 中本夫妻は、希少植物の保護やハスの栽培に取り組まれ、多くの人々に公開し、地域資源を活かした地域づくりに貢献しておられます。

 冨美江さんは、「隠岐の島には、北方系も南方系もあり、とんでもないものがあります。ナゴランも沖縄の名護だけにあるから名前がついたのですが、隠岐の島が北限です。乱獲があったのですが、私たちが保護しようと立ち上がって保護しました。」「古代ハスをボランティアの人たちと一緒に休耕田に植えたら、見事に増えました。8月頃が一番見頃で、隠岐の人や観光客の人たちも珍しいと言って見に来られます。」と話されました。

 

(写真:懇談の様子)

 

選定者の皆さんと

 知事は、「高齢の方は、閉じこもらないで人と接してしゃべったりすることが老化防止、認知症予防に必要だと聞きましたが、今のお話を聞いておりますと、本当にそういう気がしますね。」「今後ますますのご活躍を期待します。」と述べました。

 

(写真:しまねナイスパートナーの皆さんと)

 

 


お問い合わせ先

広聴広報課県民対話室

島根県政策企画局広聴広報課県民対話室
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5770、6501
【FAX】0852-22-6025