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12月25日、「ことのは大賞」の表彰式が行われ、受賞者の皆さんと懇談

 

表彰式の様子

 県では、誰もが子どもに関心をもち、子どもや子育てを大切にする気運醸成を図ることを目的として、平成14年度から、子どもや子育て、家族に関する楽しさやうれしさ、感動などをひとことで表した「ことのは(言葉)」の募集を行っています。

 12回目となる今回は、全国から4,000点を超える応募があり、29点が入賞作品に選ばれました。

 表彰式では、島根県知事賞に選ばれた出雲市の土江美和さんをはじめ、受賞者の方々に賞状と記念品が授与されました。

 表彰式の後、知事は受賞者の皆さんと懇談し、作品の背景や作品に込めた思いなどをお聞きしました。

 

(写真:表彰式の様子)

 

 

懇談の様子

 こっころの部の知事賞を受賞した江津市立津宮小学校6年の深野友哉さんは、「友達のお小遣いが多いので、僕も増やしてほしいとお母さん言ったら、『うちはうち、よそはよそ』と言います。でも、勉強の話になると他の家と比べるので、それも『うちはうち、よそはよそ』としてほしいです。」、青少年育成島根県民会議会長賞を受賞した松澤優花さん(中学3年、神奈川県)は、「お母さんとけんかして口をきかなくても、お弁当は毎日作ってくれるので、会話しているみたいだなと思って書きました。」とそれぞれに作品に込めた思いをお話しいただきました。

 また、2年連続で団体賞に選ばれた江津市立高角小学校は、毎年、学校ぐるみで「ことのは大賞」に取り組んでおられます。

 5年の島田寛太さんの、弟への思いを込めた作品や他の子どもたちの感性あふれた作品を紹介していただきました。

 

(写真:懇談の様子)

 

 

受賞者の皆さんと青少年育成島根県民会議の島田会長は、「お弁当は心と心の交流です。ただ、物としてではなく心の栄養として食べるという意味で、毎日、親子の交流が行われていると思います。」、「作品に親心、子心がよく表れています。これが家庭の根本です。お互いに心が通い合って会話が弾むと、楽しい、良い家庭になると思います。」と述べられました。

 知事は、「本当に率直で良い作品ですね。そうだったかと親も気づかされますね。」「作品を考える際に、家族の関係を見直すよい機会になります。」と受賞された作品について感想を述べました。

 

(写真:受賞者の皆さんと)

 


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