12月18日、水産庁長官賞を受賞した隠岐水産高校の皆さんと懇談
「ご当地!絶品うまいもん甲子園全国大会」において水産庁長官賞を受賞した隠岐水産高校の皆さんが受賞報告のため、知事室を訪問されました。
「ご当地!絶品うまいもん甲子園全国大会」は、「食を通じて農林漁業の大切さを伝え、高校生の夢を応援し、地域を盛り上げ、日本を元気にする」をコンセプトに、高校生が地元の特産物を創意工夫し調理する料理コンテストで、農林水産省などの主催により平成24年度から開催されています。
(写真:懇談の様子)
今年度は、全国の農林水産高校56校がエントリーし、一次の書類審査、全国7ブロックで実食とプレゼンを行う二次審査を勝ち上がった12校において、最終審査が行われました。
準優勝にあたる水産庁長官賞を受賞した隠岐水産高校の「闘牛ブリバーガー」は、固くて売れない「闘牛のネック(首の部分の肉)」を活用しようと、隠岐の島定置網で漁獲された「ブリ」とミックスし、バンズは地元産の米粉を使った米粉パンを使用しています。
最終審査では、料理人の世界でタブーと言われている肉と魚のミックスを見事になしとげたと評価されました。
(写真:試食の様子)
懇談では、開発食品「闘牛ブリバーガー」を試食しながら、商品開発の苦労や地元で商品化して販売する計画が進んでいることなどをお聞きしました。
食品クラブ部長の坂本楓真(さかもとふうま)さんは、「隠岐の島をPRできるような商品を作っていきたいと思っています。またこのような報告ができる機会がいただけるよう頑張ります。」と今後に向けた決意を述べられました。
知事は、「軟らかくて、食べやすく仕上げていますね。とても上品です。」「漁業資源をいろいろ工夫しながらうまく使って、多くの人に食べてもらうことが、漁業の振興につながっていいことですね。」「違う素材を組み合わせて、いろいろトライアルしてみるといいですね。これからもがんばってください。」と今後の活動に期待を寄せました。
(写真:受賞者の皆さんと)
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