１２月６日、「人権の詩」募集事業で入賞された方、山根万理奈さんと懇談
高校生世代「人権の詩」募集事業の表彰式が行われ、最優秀賞に選ばれた県立松江北高等学校２年の貴谷眞名（きたにまな）さんと、優秀賞の同校２年の荒川奏愛（あらかわかなえ）さんに対し、知事から表彰状を贈りました。
この事業は、島根県内の高校生世代に、人権や命の大切さを考えてもらうきっかけとするため、島根県が今年度初めて募集したもので、９４作品の応募があり、最優秀賞１作品、優秀賞２作品、入選８作品が選定されました。
（写真：表彰式の様子）
表彰式では、松江市出身のシンガーソングライターで遣島使の山根万理奈さんが同席し、最優秀賞の詩をもとにに山根さんが作成された楽曲「あなたとわたしのうた」をギターの弾き語りで披露されました。この楽曲は、今後の啓発活動に活用される予定です。
（写真：楽曲を披露される山根さん）
懇談で貴谷さんは「その人の立場になって考えたら、みんなもう少し、お互いのことを思いやれるのではないか。」「当たり前で素晴らしいけど、みんなが忘れがちな、心や命に対する気持ちが変われば、人権に対する気持ちも変わるのではないかと思って作りました。」、荒川さんは、「どこの学校でもありそうなことをできるだけイメージして書きました。」と、それぞれ作品に込めた思いなどを話されました。
また、山根さんは、「本当に素敵な詩だと思います。この詩が広く伝わっていけば、みんなもお互いのことを意識するよいきっかけになると思います。」と話されました。
知事は、「人がどういう気持ちでいるかなどを普段から意識することは難しいことだと思いますが、大切なことですね。」「いい作品、いい曲をありがとうございました。」と述べました。
（写真：皆さんと）
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