8月9日、スイーツ甲子園に出場する県立矢上高校の皆さんと懇談
高校生3人一組で創作したケーキの出来栄えを競うスイーツ甲子園において、矢上高校が見事中四国地区大会で優勝し、9月に東京で行われる全国大会に出場します。その報告に、邑南町の石橋良治町長、矢上高校の三宅美明校長、産業技術科2年の岸兵吾さん、久保田謙吾さん、石川麗奈さんの出場者3人のほか4人の方が知事室を訪問されました。そこで、全国大会出場を決めたスイーツ「八岐大蛇」を前に、作品の紹介、苦労話などについて話を伺いました。
(写真:懇談の様子)
矢上高校の産業技術科には自ら課題を見つけて解決する「課題研究」という授業があり、3人は、その授業の中で、石見神楽の演目「八岐大蛇」を表現したデコレーションケーキを創作し、スイーツ甲子園に出場されました。大会の「世界に発信する日本」といテーマに一番合っていたこと、デコレーションケーキのユニークさ、手際の良さなどが評価されて全国大会出場の栄冠を手にされました。生徒の皆さんからは、「大蛇に酒を飲ませて退治するという話から酒粕を使おうと思いました。」、「毎日練習して、大会のあった週にようやく制限時間の2時間半で作ることができるようになりました。」など、お話を伺いました。
知事は、「新しいことを自分で考えて物事を成すという授業は大変いいことですね。生徒の皆さん自身も練習すれば出来るという大変よい経験をされたと思います。チームを作ってやることもよいことですね。9月の大会では是非頑張ってください。」と述べて激励しました。
(写真:懇談の様子)
暑さで飴が溶けてしまうため、この日のケーキにはついていませんが、「八岐大蛇」を表現したデコレーションケーキの回りには、飴細工で表現した「雲」がつけられるそうです。
(写真:懇談終了後、皆さんと)
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