7月26日、全国大会に出場する県立出雲高等学校演劇部の皆さんと懇談
中国地区の代表として全国高等学校総合文化祭演劇部門に出場する県立出雲高等学校演劇部(初出場)に対して知事から激励金を授与し、引き続き皆さんから、上演作品や演劇部の活動についてお話を伺いました。
(写真:贈呈の様子)
顧問の伊藤靖之教諭作の上演作品「ガッコの階段物語」は、階段の前で立ち止まっている人を何とか上らせようと支援する、謎の部活動「階段部」のお話です。知事は、「階段を上れないというのはいろいろな意味で使っておられるのでしょうね。高校生が、社会の階段を、ある意味保護されたところから上っていく、人生の階段、学業の階段、友達との交流の中での階段などいろいろあるでしょうね。」と述べました。部長の嘉藤彩佳さんから、「先生の作られる劇は、考えないといけないものが多くて結構悩まされます。」というお話があり、知事は、「それはいいことですね。その人の立場になってこの人だったらこう思うだろうと想像して演ずるわけでしょう。それは人間の洞察力に繋がっていくでしょうね。非常にいい訓練になると思います。」と述べました。
(写真:懇談の様子)
また、知事が、少女を励ます人を演ずる副部長の土江真貴人さんに対して、「励ますのも難しいでしょうね。」と述べると、伊藤先生から、「階段を上ることを人生の階段にかけて、応援すること、どうしたらその子の心をほぐしていくことができるか、ということを考えることが大切です。」というお話がありました。
知事は、「全国の舞台で、島根県、中国地区の代表として存分に力を発揮してください。おめでとうございます。」と述べて激励しました。
(写真:皆さんと)
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